今度こそ「英語は、大丈夫。」―高校生のための英語道
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人気ランキング : 19,402位
定価 : ¥ 1,050
販売元 : ナガセ
発売日 : 2005-07 |
多分、英語が一般生活や仕事で使えるようになることへの理想や
見識は有名予備校講師のなかでは一番高いと思う。
しかし、残念ながら現在の日本の大学受験(特に難関国立大学)は、
難解な文法のすみをつついたような文章を訳したりする方が未だ多い。
もう少し受験生のその部分の不安を解消してやるハイブリッドな授業なり、
著作を出してはくれないだろうかと思う。残念ながら、
英語が使えるようになるなんてことよりも、まず目の前の試験を
突破することが最重要なのだから。
ここで書いてある理想に安心してまい進できるような参考書を、
というのが率直な感想だった。
著者が教える、中程度の文章を大量に読まされて、そこから必要な情報を
取り出すスタイルの英文に対する教え方は、大学受験よりも、
資格試験やTOEICのほうが適性があるのではないだろうか。
その方面になら、パラグラフリーディング三部作は超名著だ。
この本は、著書の意見の変遷がわかる本です。私は今井宏先生に15年前に河合塾で彼の授業を受けていました。当時、彼はRIC方式・SIM方式などのスラッシュリーディングを否定し、OSP方式などのパラグラフリーディングを否定していました。彼は人気講師でしたが、人気の最大の理由は授業中の雑談が面白いという理由でした。そんな今井先生が、代ゼミで四天王といわれるほどのカリスマ講師になり、パラグラフリーディングの本を出版している事を、知った時は不思議で仕方ありませんでした。当時から今日までで、首尾一貫しているのは、「音読」を強く薦めることだけです。その著書の意見の変遷が分かる内容になっています。そして、初(級)・中・上・黒帯と分けた英語学習法には、一理あります。しかし、その一方でそれを実行しようとするための英語教材は、今は無いと避け、後で御自身が「出版するからそれまで待って欲しい」と、この本を読んだ人の気持ちを萎えさせる点が多々あります。
現在出版されている「本の紹介が無い点」と、そして、教え子の成功事例の紹介に「教え子自身の言葉が無い」ので説得力不足という点。この2点で、星一つ引きで四つ星です。
社会人や学校の先生にも読んで価値のある本だと思います。
この本において、今井氏のおっしゃっていることは、
最近の見方から考えると、いい加減なものが多いように思う。
特に、冒頭部分の「日本人は国際的に見ても英語力が低い」
という見方は、決定的に間違っているように思う。
TOEICなどの点が、ヨーロッパ諸国や韓国より低めなのは、
この国の受験者数が、他国より圧倒的に多いことからも分かる通り、
英語ができない人も多く受験するからで、
他の国は、日本より受験者数も少なく、
ある程度できる人しか受験しないから、
自動的に平均も高くなるという説が最新のものである。
日本人は、英語に対する意識が、むしろ高いといえるのである。
ちなみに、現在話題の『ドラゴン桜』にも、
これと同じ考えが載っている。
今井氏は、本当に受験のプロという立場から、
最新の受験情報を研究しているのか、
本書を読んでいて非常に気になった。
マンネリ化してきたのでは、あるまいか。
ただ、今まで批判ばかりしてきたが、
音読の推奨や、パラグラフリーディングなどは、
とてもためになると思うので、参考にするには悪くないだろう。
〜音読の有用性を「これでもか!」か説く。実際に師の仰る通りにし音読で英語に目覚めた受験生は多いと思う。自分もその一人。神経科学や認知科学を学ぶ身となって改めて思うのは、脳の仕組みから見ても音読が優れた語学習得法と言うこと。脳の働きに新たな機能をプラスするにはアウトプット以外の方法では難しい。英単語や英文法、構文知識や論理構造、これら〜〜全て知識に過ぎない。それら知識の存在を認識せずして読むスキルは音読によってこそ養われる。師の言う通り英語は耳で聞き口で話して扱うものだし、それを黙って勉強するなんて少し考えてみれば何かが間違っている。英語が苦手な理由が良い師に巡り会えなかったからという人には特にお勧め。英語を学ぶ心構えを伝えてくれる。多数の具体敵な説明に加え読み飽〜〜きない工夫が散りばめられた良書。〜