この本は基礎編と応用編から構成されていますが、このレビューは基礎編のみに限定します。
この本の中身は同著者の『富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解 基本ルール編』(代々木ライブラリー)に近い内容とレベルになっています。ただ上記の本とは多少解説の表現の仕方が違っていて、両方を使うとより効果的です。(因みに、富田先生の代々木ライブラリーの本は、先生本人が「TVネットを見なくても使える」と発言しており、実際使えてしまうので独学でも大丈夫です。それくらいの解説があるということです。)
この本の基礎編の特徴は著者たちのオリジナルの問題になっている点にあります。普通の入試問題を解くのではなく、英語の構文を把握するのに必要な知識が身についているかを確認するための問題です。
このため少しでも曖昧な構文把握しかできていない場合はすぐに間違えてしまうと思いますが、同時に自分のあやふやな部分をはっきりと意識することができる問題が収録されています。そのため基礎を徹底させることに限定すれば、良書であると言えます。
僕自身、基礎編しかやっていません。応用編は解説が少ないのでそれなら富田先生の他の本を使用するのが賢明です。
また、この本の構成は以下の通りです。
■ 基礎編
1.基本5文型
2.受動態
3.修飾語の判断
4.句と節
5.等位接続詞・比較構文と「同じ形の反復」
6.準動詞
7.接続詞・関係詞
8.時制と仮定法
9.否定・比較
10.倒置・省略・挿入・Punctuation Marks
■ 実践編
1.読解問題
2.文法・作文問題
*付録「句と節の働き」まとめ
文法と読解をあの薄さでよくばったせいか
彼の特徴でもある長い解説がない。
別冊解答はあっさりしすぎており、解説がない問題も多い。
しかも、読みづらい。字が小さく該当箇所を見つけづらい。
和訳がないと不安な人は絶対に買ってはならない。
また、現代英文法では間違い(嘘)といわなくてはならない
ところが多いのも事実。
2つ以上答えがある問題でも答えはひとつしか載っていない。
特に「比較」の単元は上記3つすべての汚点がある。
彼の本を読んで力をつけたいのならば別のものを選ぶべきである。