赤本845 京大の英語25ヵ年
 |
人気ランキング : 22,044位
定価 : ¥ 2,380
販売元 : 世界思想社教学社
発売日 : 2005-08 |
問題演習というこの本の性質を考える以上、隣のページの解答が見えてしまうのは如何な物かと思います。(コピーするなら別ですが)
上の点を除けば、長年傾向の変わらない京大英語対策には有効だと思います。解説も下線部を中心に充実しています。
浪人の人などは、この時期にはもう近年の京大の過去問は全てどこかで見ていて、初見の問題に出会うことが少なくなっている人が多いのではないか。一度やった問題を解き直してみることは確かに重要であるが、やはり直前の時期にははじめて見る問題でしっかり解答を書いて自信を得たいもの。そういう人にとっては、この問題集は25ヵ年分の京大英語が収録されているため非常に有益だろう。ただし、90年以前の京大の英語の和訳はかなり抽象的でハードな哲学文も多いので、必ずしも予想問題としては有効ではない。難しすぎる問題にあたってできなくても凹まないことである。また、京大の英語はまさに日本ハイエストクラスと言われるだけあり、実際の採点基準はどうであるにせよ、少なくとも問題の質から行けば、全国のどこの大学院の試験と比較しても全く遜色ない。いや、それどころか京大のほうが難しいくらいである。ゆえに、大学院を目指す人にとっても本書は一つの問題集として利用価値があるだろう。
難易度は高いが、確実に力になる。英文法、単語を一通りやった後に思い切って狙う大学に関わらずやってみていいんじゃないかと思う。
7割英訳で3割和訳で構成されているが、下線部訳にかなり力が入っているので、英文和訳のほうを特にオススメしたい。「過去問」ではなく
、他にありそうでない一冊の参考書と思ってもらいたい。
良い悪いは別として京都大学は東京大学と並び日本の大学の頂点と言えるでしょう。そのためか、関西の大学は京大の入試問題を、関東の大学は東大を追従する傾向があります。
具体的に言えば、阪大、神戸大、九大などはおのずと京都大と同じような傾向をとります。ですから、関西の旧帝大などを目指す方は、一応京大の問題に目を通しておくことをお勧めします。
またこの一冊は精読用の問題集としても使えます。難点は抽象名詞構文の訳が硬いことと、語彙が大量にリストアップされていますがここまで暗記する必要はありません。英文の法則(対比・反復)や文法・語法力で解釈可能なものもあります。この2点だけ注意すれば英文それ自体は良質なので十分に活用できます。