和英標準問題精講
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人気ランキング : 155,268位
定価 : ¥ 924
販売元 : 旺文社
発売日 : 2000-01 |
受験対策用の和英作文は、実際には日本語解釈力であり、エレガントな英文が必要なわけではない。ただし、使用できる英文のストックは多いことに越した事はない。
そんなわけで、本問題集の英文解答は確かに見て納得するものであるが、実際の入試でここまでの英文が要求されることは少ないだろう。
英作文は、文法事項を押さえた上で、基本例文集を理解した上で出来るだけたくさん覚え、実際に演習問題を教師や塾講師などに添削してもらうことが重要である。
そのための演習、例文集の一冊として活用すればよいと思う。
大学受験はむろんのこと、実用的な英文を書きたいと考えている人にとって、体系的に文法事項が復習でき、比較的短期間に作文練習ができる参考書は意外に少なく、本書はそういう意味で稀少価値が高い。コンパクトにまとまっており、ある程度実力がある人なら比較的短期間(20日程度)で全問試訳できると思われる。このような演習によって「短期間で」一通り英作文が書けるようになるだろう。
ただし、例文に偏りがあり、英作文習得の必須事項である「例文集の暗唱」用に本書のOral Exerciseを使うのは網羅性の観点で不十分と見られるため、別途、「英作文の栞(山口書店)」や「基本英文700選(駿台)」または「和文英訳の修業(文建書房)」を用いる必要がある。達意の英文が書けるようになるためには、さらにネイティブの吹き込みによるよい英文(例えば「アメリカ口語教本(研究社)」)の書取り・暗唱、只管朗読、現代的かつよい英文の只管写筆(例えば「天声人語(朝日)」)を繰り返し練習する必要がある。
また、誤植や和文と英文の不整合と思われる箇所が多くあることも星を減らした理由になっているが、概して、原仙作3部作の中では最も役に立つ、演習する価値のある良書と言える。
本書ほど、文法事項から作文のポイントまで詳しく解説した参考者はないと思う。しかし、誤植や訳文の厳密さを欠く部分が多く、疑問に思う筋もある。丁寧な再校を望む。英作文においては、基本例文の暗記が必須と思われるが、本著の例文はマニアックで、暗記の価値を疑う。和文英訳の修業に匹敵する暗記例文付きの本格的英作文教材の出現を待つ間は本書をカスタマイズするしかないか?
本書は英作文に必要な文法事項を網羅的に扱っている数少ない著書であるが、あまりにも誤植や記述の誤りが多い。多くの一目に触れているはずの原仙シリーズとは思えない。出版者による再度の校正を望む。
しかし、数少ない名著であることに変わりはない。英検1級レベルの社会人であれば20日で終えることができると思うが、大学受験生はむしろ基本英文の暗記に時間を使ったほうがよい。
基本的文法・構文に即したシンプルな1行和文英訳から
数行の話題別和文英訳まで徹底的な練習によってマスターできる本。
画期的なのはいきなり「やりたまえ」と言わんばかりドンッと和文を
渡され英訳させられる。しぶしぶマズイ英文を綴り、解説を見てみると
ビックリ。構文の解説から関連例文、詳しい語句注釈に理解に役立つ
「文解剖図」。そして、最後は関連例文に似た和文でもう一度復習。
むりやり覚えなくても自然にコツがつかめて、英文が綴れる。
この本は学校の退屈な英作文が明快にわかるよう一本の学習の道を示唆している。
「古いから役に立たない」と酷評が多い原先生の本ですが
この本は意外と「古いけど役立つ」本じゃないでしょうか。