他の技術の習得においてもそうですが、語学の習得においても、背伸びをせずに、易しいところから、徐々にステップアップをはかるのは良いことです。英英辞典の選択に際しても、自分の背丈に合った易しいものを手にして、慣れていくことが、先ずは大切なように思います。
とは言いましても「ベーシック英英辞典」(北星堂書店)のように基本語850だけで、ある単語を定義するといった辞書は、かえって難しく思えるでしょう。少々難しい単語が、定義文中に一つ二つ含まれていても、おおよその意味を把握できる程度の定義文が載せられているもので、その例文を読む時に、スッキリと調べたい単語の語義を理解できるといったものが望ましいように思います。その点で、当該辞典(定義語:2300/例文36000)は、英英辞典に躓くことなく進歩をはかり、また慣れていく上でたいへん良い辞書であるように思います。
当該辞典を丸々収録したCD−ROMも驚くほどキビキビと動きます。WEBページ利用時、単語にカーソルを合わせるだけで語義を見ることのできるポップアップ機能が付いています(発音も同時に聞くことが出来ます)。掲載の無い単語も、収録語数(45000)の関係で出てきますが、オンライン辞書(ミリアム・ウェブスター等)を同時に開いておけば、ポップアップ機能が大活躍します。
学習英英辞典というとやはりロングマンが大御所か。それともオックスフォードか。いずれにしろ、マクミランはあまり知名度がないように思われるかもしれない。やはり私もマクミランを購入した後で、OALDやCODなどの辞書を購入したが、使う頻度はこのマクミランが一番である。その理由の一つには、例文が豊富であることである。英語の辞書を引く際には通常見出し語のすぐ下の定義から読み始める人が多い。ところがこの定義は初心者には少し難しいことが多く、これが英英辞典の挫折につながることもすくなくない。本書での例文は簡単かつ豊富であることが何よりも嬉しい。例文を読んでいるといつの間にか朝になっていることもある。現在はCODに挑戦しているが、わからないことはこのマクミランに戻るようにしている。英検3級程度のレベルからでも十分に使えるので参考にしてもらいたい。