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ケンブリッジ英英和辞典

ケンブリッジ英英和辞典

人気ランキング : 290,090位
定価 : ¥ 3,885
販売元 : 小学館
発売日 : 2004-02-22

価格 商品名
¥ 3,885 ケンブリッジ英英和辞典
日本語の入った英英辞典

評価が低いようで意外なのですが、日本人学習者にとって、優れた英英辞典だと思います。日本語を記載した英英辞典という発想は、以前からありました。シニア英英(旺文社)、カレッジ英英(研究社)、コンサイス英英(三省堂)などです。英英辞典に日本語を記載することについては議論があるでしょうが、特に動植物等の名詞や専門用語は日本語がないとよくわかりませんし、日本語定義があればすぐにわかります。「カレッジ」はそのような考えから一部の名詞のみに訳語が使われています。「シニア」「コンサイス」はコンパクトな辞書であるため、収録語数や例文が少なく、改訂もされていないので今となっては古いです。最近では「ワードパワー」(z会)がありますが、すべての単語と例文の訳を載せたため、つい日本語を見た方が楽で目が訳語にばかりいきます。「ケンブリッジ」は素意の語の様々な意味の訳語しか掲載していません。自然と語義説明や例文を読むようになります。日本語で意味を確かめることと、英英の語義説明で理解することは決して矛盾するモノではなく、互いに補い合い機能するモノです。日本人学習者にとって英英辞典の語義説明は時に冗長で曖昧です。日本語を説明に使うことで、正確に意味が把握できます。日本人英語学習者にとって、まさに理想的な英英辞典ではないでしょうか。

少なからず期待外れの面が・・・

 英英和辞典という画期的な試みであり、非常に期待をして書店に並ぶのを待っていました。また投野先生が編纂に関わられたということで、如何にコーパスを活用し、またコーパスが反映された辞書になるのか楽しみでした。
 しかし、実際に手にとってみると英英辞典に日本語で語義が一つ、或いは二つ提示されているだけにとどまっています。辞書の編纂に当って、紙面上の問題が非常に大きく、盛り込める内容も限られると思いますが、期待が大きかった分、少なからず期待外れの感があります。
 今後、同様の辞書を編纂する上で、この辞書の意義は非常に大きいと思います。一方で、「英英和」というタイトルに期待を抱いて購入する方には、内容をしっかり確認してからが好ましいと思われます。

『ワードパワー英英和』との違い

単純に「英英和」と言っても、色々な形があり得る。『ワードパワー英英和』は、定義にも用例にもすべて和訳を付し、更に訳語を与えるという方法をとった。
一方、この『ケンブリッジ英英和』は、対応する見出しの訳語は与えているが、それ以外の定義・用例は英語のままにするという方法をとった。
これらは、良し悪しという観点ではなく、どのような使い方が想定されているのか、という観点から比較するべきだろう。
この『ケンブリッジ』は、英語による定義を読むという行為自体に、学習性を見出す、というのが方針だろう。実際、圧倒的多数の英語学習者は、訳語が欲しくて辞書を引く。どれほど学習的な配慮をした英和辞典でも、訳語以外の部分は、残念ながら無視されがちなのが実情である。この辞書の場合、訳語だけでは意味がよく分からなかったら、英語による説明・用例を読むしかない。そうやって「学習」させようという考え方であろう。もちろん、訳語のためだけにしか使わないのであれば、『デイリーコンサイス』等の、訳語羅列のみの辞書を使うのと変わらなくなってしまうわけだが。
『ワードパワー』の場合、すべてが和訳されているため、結局は日本語の部分だけを見て終わるという危険性をはらんでいる。建前上は、英文定義→その和訳→訳語という使い方が奨励されていても、実際には、訳語→和文定義で終わってしまう可能性が高い。
つまり、どちらにも長所と短所がある。評価は、そのあたりをどう考えるかであろう。私自身としては、『ワードパワー』は利用者を甘やかしすぎだと思っているので、両者を比べた場合は、この『ケンブリッジ英英和』の方を推したい。

まことに失礼ですが

英英に少し訳を載せただけ,何で売れるのかわからん。これならワードパワーのほうがいい。

期待は大きかったが、少し残念。

 著者がコーパスで有名な人であり、NHKテレビの「100語でスタート英会話」は優れた教材であるので、この辞書に対して相当期待していたのだが、日本語の解説が少なく、残念である。 原書であるCambridge Learner's Dictionary やその上級版であるCambridge Advanced Learner's DictionaryはWEBで検索できる。 実際試してみるとわかるが、例文はすばらしい。 辞書作りの苦労は、並大抵なものでない事はわかっているが、これだと高校生が学校に持ち込む辞書にならないだろう。高校生レベルで、ス−パーアンカー英和辞典+ロングマン現代英英辞典をミックスさせたような辞書を今後期待したい。

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